石鯛

石鯛釣りの魅力

石鯛石鯛は歯がごつく、引きも強いので大きい石鯛はフロロはリスではまず釣れない。 小さい針でも潰れたり、折れたりしてしまう。せっかく掛かってもばらしてしまうのでは 何の意味もない。4k以上の石鯛が自分の餌に食いつくのはそう多くはないだろう。 ワイヤーとでかい針が必須になる。

石鯛は芸をするほど頭が良い。 その石鯛がワイヤー仕掛けのでかい針を 食べてしまう。普通で考えると難しく思える。 しかし人間と同じで石鯛にも思考がある。 うまく駆け引きをしてやると逆にその思考のおかげ釣れるように感じる。 そこに石鯛釣りの面白さがあるのではないだろうか。

いうまでもないが釣った時の快感は半端じゃない。 石鯛釣りを始める前のイメージは「荒磯でヘルメットを被り、竿を磯に大掛かりに固定して、 サザエをカラごと付けて投げる。」とてもちょこっと始められる感じがしない。 それに人生をかけないと無理。という勝手なイメージがあった。 昔、メジナ釣りの帰り、たまたまつけたラジオにYMOの高橋幸宏が出ていて、 石鯛釣りについて熱く語っていたのを聞いた。 「石鯛釣りを始めて3年だがまだ釣ったことがない。」と、、、、、 そんな事もとっつきにくいイメージを大きくしていたのかもしれない。 出来そうもないので興味も湧かなかった。

石鯛釣りの歩み

「釣りロマンを求めて」で南方中釣りを紹介していた。手持ちで竿が水面に突き刺さる映像を見た。 衝撃的だった。「これはすごい、やってみたい」と興味が湧いてきた。

初めてのチャレンジは、カゴスペシャルⅡの5号にABU7000。餌はサザエを1k購入。 針は伊勢尼でナイロンハリス。カラと赤みを粉々にしてコマセにしてやってみた。 とりあえずというにはあまりにも適当すぎる。しかも3月の水温が低い頃。 地磯で糸を垂らしてアタリを待った。 たまーにフグがつつくような小さい当たりに「おお!」とかいって手持ちでがんばった。 今考えると釣れる訳ない。

4月になって行きつけの釣具屋で道具をそろえ、 紹介で南伊豆の釣餌屋「南礁」に行き、初の渡船でチャレンジ。大瀬の鵜野根に上げてもらった。 仕掛けもポイントも南礁で教わり万全のはずだったが、釣れなかった。

カンダイ南礁で常連の方々にとても親切にしていただき、いろいろ教わった。 あまった餌まで頂いた。そしてしばらくの間、石取根、横根、平根と通ったが結局カンダイしか釣れなかった。 お金がかかりまくった。常連の方々はやはり皆社長さんや、会長さんなどが多かった。 すごく良くして頂いたし、楽しくて一緒にいるとわくわくした。 「あわせたときにスパイクブーツから火花が出た!」という話は最高だった。 確かに南礁に行けば5kの石鯛も夢ではない。現に皆釣っている。 でもギャップが大きく、一緒の釣は出来ないと感じた。

イシガキなら沢山釣れると沼津の師匠に教わってお金のかからない地磯でイシガキをやることにした。 仕掛けは針を小さくして、前夜に磯ッペカニを捕まえてそれで釣る。良く釣れた。かなり面白かった。 40cm前後だが結構引くし、「石物」って感じでよかった。

ウニマムシウニマムシもやった。 岩イソメを小さい針に付けて、それをガンガゼウニに小さい穴を開けて中に入れる釣り方だ。 これもかなり面白く、相当釣った。 始めにガンガゼをつつき、割れて中から岩イソが出てきてそれを食ったら竿が入る。 その年はあちこち地磯を巡って石鯛釣(イシガキ)を楽しんだ。

石鯛も釣れたが40cm弱。 やっぱり地磯では大きいのいないんだろうか。 今思えば小さいのを釣るやり方だった。 小さいのを釣っていてそのうち大きいのがかかるのではないかと勘違いをしていた。 希にこんなやり方でも4k台がかかるかもしれないが、希だろう。

その後、地磯でベテランの石鯛さんとお会いして、またいろいろ教えていただいた。 その方は地磯で6k台を上げている。そこから本当の石鯛釣りが始まった。 そこで教わったことが今のベースになっている。

石鯛ついに本石と呼べる、2.7kが釣れた。 2年目だった。竿が入った瞬間は衝撃的だった。 でも外道の何かかもしれない、どきどきしながらリールを巻くが、カクカクして上手く巻けない。 上がってきたのは立派な石鯛だった。足が震えた、といいたいところだが、次のが釣れるかもしれないと、 準備に追われて必死だった。かいあって、すぐに2.8kが来た。最高の瞬間だった。

その年は順調にサイズが上がり、3k台も数匹、次の年は4.5kもでて、今は満足している。 しばらく石鯛しかやっていなかったので、今はカゴをやったりフカセをやったりしている。 最近あの竿が入る衝撃をまた味わいたくてうずうずしてきた。 石鯛釣りは他とは違う興奮がある。
石鯛4.5k
4.5kg 61cm 石鯛

石鯛の性格

良くわからないが、群れで泳いでいる場合と、 一匹ででうろうろしている場合がありそうだ。 頭が良く、形の違う輪を使った芸が出来る。 釣り上げた石鯛は大きいほど目が訴えていて、食べる気になれない。 リリースしている。

石鯛釣り

石鯛 置き竿釣法待つ釣り。でもえさ取りや、ウツボが頻繁にあたってくるので飽きない。 ラジオでも聞きながらのんびり出来る。針の大きさで魚の大きさが変わる。 小さいのを使えば、小さいのが高確率で釣れるが、大きいのは釣れにくい。 大きい針を使えば大きいのが釣れるが、数が少ない。確率は2、3割位だろうか。 それでも3k以上ならいいほうだと思う。

タックル

  • 竿 ダイワ幻覇王 別誂 本式543 逆並継3本継ぎ設計.。一番のお気に入り。 シマノ海魂置き竿スペシャルも粘りがあっていい。でも重い。がま石 ゼクサー M  これは軽くてやわらかく粘りがあっていい。どの竿でも3k以上が釣れた。
  • リール シーライン石鯛Z40 トーナメント石鯛Z30
  • ライン PE12号 根掛かりを切るのに丁度いい。
  • 根ずれ 37番 1ヒロ
  • ハリスワイヤー 38番
  • 針 16号~20号
  • 錘 25号~50号

餌の食べ方とアタリ

いきなり竿が入る場合もあるが、ほとんどは、 えさ取りやイシガキのようなあたりではない、ゴンゴンと、重く硬い前アタリのあとギューンと入る。 餌は石にこすり付けて針からとる場合もあるという。 ガンガゼは「フッ」と口で吹いてしっくり返して口のところから食べる場合もある。