ヤエン釣りのやり方

アオリイカのヤエン釣りはアタリも多くコツさえわかれば簡単に釣れる釣法です。

ヤエン釣りの準備

ヤエンの餌アジ

餌のアジは沼津の内浦港前の栄昌丸で購入すると安くて活きが良いです。電話で予約できます。沼津まで行かない場合は山哲でも売っています。時期や釣り方にもよると思いますが、一晩やるなら1,000円分(12匹)で十分でしょう。

栄昌丸栄昌丸の生け簀

アジを元気な状態で釣り場まで持っていくため、電動ポンプを付けれる様に改造したクーラーボックスを使っています(ホースの穴を開ける)。自分は20リットルを使っています。2日やる時は24匹入れていきます。ポンプも2つ付けています。暖かくなってきたら500のペットボトルを数本凍らせておき、常に海水を冷やしておきます。水中ライト(太刀魚なんかで使うやつ)をクーラーの中に入れておくとアジが暴れず痛み難いと言われています。

ヤエン用クーラーボックス改ヤエン用クーラーボックス改

クーラーに竿掛けを付けておくと便利です。

長時間同じ釣り場でやる時はスカリを使い海に入れておきます。普通のスカリだとウツボに破られてしまいますので蓋のできるコマセバケツの蓋に穴を開けてスカリに改造したものを使います。

コマセバケツ

ヤエン釣りの道具

竿はフカセ釣り用のインターラインが使いやすいです。自分はダイワのブレイゾン1-53を使っています。

リールはダイワのバトルゲームやシマノのドラッグが付いているやつ、レバーブレーキ等、操作に慣れればどれでも良いと思います。

道糸はフカセ釣り用の1.5号、それにリーダーを3ヒロ(竿1本分くらい)程度フロロカーボンのハリス1.5号を使っています。

肝心のヤエンは、自作の短いやつかシマノのローラーヤエンを使っています。アオリが走ってしまったときはローラーヤエンは最高です。

ヤエン
上2つがシマノローラーヤエン 下は自作

シマノ ヤエン A-RB ラインローラーヤエン M YA-001B 91995

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カテゴリ:スポーツ用品

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タモとギャフはどちらでも慣れてしまえば大丈夫でしょう。

その他、アジをリーダーにセットする尾針や、アジを沈めるための錘、ヤエンの墨を落とす歯ブラシ、夜釣りで竿先に付ける電気等小物が必要です。

ヤエン道具ヤエン釣りでアジをセットするためのヨリモドシ付ハリ

釣れたアオリは海水に浸けない方がよいのでジップロック等のビニールが必要です。

ヤエンの釣り方

餌アジのセット

アジのゼイゴに尾針にセットしたらアジのお腹を親指と人差し指でギュッとつまんで空気を抜きます。「キュー」みたいな音がしたらOK。慣れるまでは難しいかもしれません。これをしっかりやらないとアジが潜ってくれないのでしっかりやります。

ゼイゴに尾針をセットアジの空気抜き

空気が抜けたら速やかにアジがすっ飛んでいかない程度に投げます。

後は道糸を出したり巻いたりしてテンションを掛けながら潜らせていきます。道糸が良い角度で入っていけばアタリがでる確立は高いと思います。良いところに泳いでくれなければ道糸を操作したり投げなおしたりします。

道糸が入っていかず、アジが表層を泳いでいる時は空気を抜きなおします。それでも駄目ならお腹に鉛をセットします。

良い具合の角度で道糸が入っていき、小刻みにアジの泳ぎが竿先に伝わっていたら最高です。ドラグを緩めてアタリを待ちます。

良い角度で入っているのに泳いでいる小刻みな感じが無かったら根にへばりついているか、石などに隠れているかもしれません。この状態でも釣れますが、ウツボに食われる可能性が高いです。手前に寄せては待ってを足元まで繰り返します。

アタリ

アタリは小刻みに揺れていた竿先が「ピタ」と止まって、その後「ジジジー」と走り出す場合がほとんどです。竿先が止まってその後道糸が弛む場合もあります。その場合は道糸を軽く張って聞いてみます。アオリが乗っていれば少し重いはずです。直ぐ走り出す場合もあるのでドラグを緩めます。

ヤエンのやり取り

遠くで乗るか、遠くまで走った場合

「ジジジ」と走り出したらそのままのテンションで行きたいだけ行かせます。この時に変に引っ張ると直ぐに離してしまいます。ゆっくり食べれるところまで行きたいのか少しすると止まります。

アオリが止まって夢中に食べてる感じがしたら少し強めにテンションを掛けます(自分は止まってから1分くらい)。距離やアオリの大きさにもよりますが、かなり強引に引っ張ります。それでも離さないならヤエンを投入します。

投入したら竿先をと高くして、なるべくアオリの頭と竿先が一直線に近くなるように強引に巻きます。明らかにアジにヤエンが到達したらもっと竿をあおります。この時点でアジを放してくれればヤエンに掛かりますが、それまでのやり取りが強引過ぎるとアオリがアジにしがみつき過ぎてアジを何時までも放しません。

アジを放してヤエンに掛かったかどうかは、ちょっとした「ズレ」みたいな感じが判る場合もあります。スミを大量に吹く場合もあります。猛烈に逃げようとする場合もありますが、針掛りしていなくても同じように引っ張るのでわかり辛いです。微妙な場合はアワセの感覚で「グーイン!」という感じで思いっきり竿をあおり、強引にアジから引き離します。離れた瞬間にヤエンに掛かります。掛かったつもりでタモ入れしてタモの中で慌てて逃げるアオリもいます。

近くで乗るか、寄せてきた場合

アタリがあってからアオリがあまり走らず比較的近い場合はもっと簡単です。アタリがあってアオリが止まってから適当に待って(1分くらい)かなり乱暴にがんがんあおって巻いてきます。離したら直ぐ止めてまた乗るのを待ちます。ほとんど乗ってきます。また少し待って乱暴にガンガン巻いたりあおったりします。アオリはアジから放されないように必死にしがみついてきます。竿先、道糸、アオリとが良い角度になったらヤエンを投入します(この時もアオリの頭がなるべく下を向いているようなイメージで)。近くまで寄せていた場合角度が急なのでヤエンが良いスピードでアジに達します。達した瞬間アオリがアジを放したらヤエンに掛かります。放さなかったら強引に引っ張って引き離します。

ヤエン釣り

ヤエン釣りのコツ

ヤエンを始めたばかりの頃は乗っただけでドキドキして慎重にそーっとやり取りしてヤエンを入れてはバラシてと繰り返しました。でも乱暴にやり取りするコツをを覚えてからはよっぽどでないとばらさなくなりました。コツはどれだけ乱暴にやり取りできるかで決まると思います。主導権を握ると言う感じでしょうか。男女の関係にも少し似ているかもしれません。追えば逃げられて逃げれば追われて、みたいな….

不測事の対処

アオリが乗ってからヤエンを入れようとしたら藻が道糸に絡んでしまい、タモやギャフで取れない場合はヤエンがアジまで到達しません。アオリの位置を予測しておいて、いったんアオリを引き離します。巻き取って藻を取りアオリがいるだろうポイントに食べている途中のアジを再度投げます。もう一度乗る可能性は高いです。

浮いちゃった

アオリが浮いてくる前に角度を調整してヤエンを入れたいのですが、アオリが近くで乗って水面まで浮いてきてしまった場合、竿先とアオリの頭が一直線にならないので困ります。やり取りが強引に出来ていれば足元まで寄せても放さない場合が多いので足元まで寄せて垂直にして潜らせます。そこで少し緩めてヤエンを入れます。ギャフで捕れんじゃないかと。

食べだすと我を忘れるアオリと神経質なアオリ

アオリイカは頭がよくて馬鹿ですかね。昔ウキの泳がせをしている時に掛け針に掛かっているものだと思い上げたらまだ針掛りしておらず空中でアジを放して10cm下の掛け針に掛かったことがあります。また釣り上げたアオリがまだアジをムシャムシャ食べていた事があります。食いしん坊でかわいい感じがします。

逆に多分同じアオリイカにアジを10匹殺された事があります。アジを入れても入れても即乗って直ぐに脳天を噛まれて逃げられます。

アオリイカのヤエン

個体差やコンディションなど様々な要因があっての事ですので全部がそうって事はないと思います。あくまで参考程度に読んでください。

アオリイカとヤエンアオリイカとヤエン

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